「学力」・・・つまり、たし算ができるかとか、たくさん漢字を知っているかということだけでなく、「非認知能力」・・・つまり、集中力とか忍耐力、学習力みたいなことに、日々スポットをあてて考え続けています。

一口に「集中力」といっても、集中できる時間の長さや、人に声をかけられても気づかないくらいの深さなど、いろいろな指標があります。

「学習力」も、一度聞いたこと、学習したことをどれだけ覚えているか?
その正確さは?
生きたスキルとして応用できるか?

など、細かく観察したり、指導しないと、伸びていきません。

って思っていますが、この本を読むと逆に無力感を感じてしまいます。
開成、灘、筑駒など、東大入学者ランキングに名前を連ねるような高校の中でも、トップクラスの成績をおさめるような人たちの当時とその後の状況が書かれています。

社会に出てからは、一般的にエリートと言われるような組織に属していますが、社会貢献している人も、そうでない人もいます。

興味深いのは、その幼少期のエピソード。

特に勉強をしなくても、一流の学校に合格し、東大でも主席クラス。
東大理Ⅲに入るために、1日20時間勉強。
数カ国語を自在に操る。
図書館の本を読破。

などなど。

幼少期に、親がすごーく頑張ったであろう人もいれば、まったく手を入れていないように見える人もいる。

実際のところはわからないけれど。

がんばっていた親のエピソードも半端ではない。
胎教に力を入れ、妊娠中、和文の英訳を諳んじていた。2人の息子に、朝3時半から2時間以上勉強させており、これは小学校入学から中学卒業時まで続く。だが、勉強一本槍というわけではなかった。遊戯の時間もしっかり作っていた。遊戯によって身体が鍛えられ、頭脳鍛錬につながっていくという考え方からだ。
これが5代続けて東大卒という、鳩山家の教育。

その最初の母親の教育法で、今から120年前のこと。

本を読んだからといって、真似することもできなければ、その必要もないでしょう。

我が子は我が子。
うちはうち。

でも、上には上がいることを親も知っておくと、現状に満足したり、安穏としたりしなくて済むかもしれません。

焦らず、子どもペースで、そのペースを上げていく。

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